小笠原旅行記その7 2022/8/19

旅行記

ホテルホライズン 朝食

散歩から戻りました。

今日は洋朝食です。
ボリュームたっぷり、大変美味しかったです。

ベーコンでたまごが挟まれてるベーコンエッグ、初めて食べました。

ところで、海から昨日までとは違う匂いがします。なんだか磯臭い。
原因をフロントの方に教えてもらって驚きました。
昨夜、サンゴが産卵したからなのだそうです。
サンゴの産卵で海の匂いが変わるなんて・・・!勉強になりました。

町を散策

今日は、夜にナイトツアーがある以外は予定を何も入れていません。
贅沢にのんびりする日です。

けんぼうは寝るとのこと。寝る子は育つそうなので、たくさん育ってほしいです。

私は暇なのでホテルの方に送迎をお願いし、一人で港の近くを散策です。

え・・・。誰も歩いてない。
ゴーストタウンか?ってくらい誰もいません。

あ、スーパーやってる。

生活必需品が、高いです・・・。
でもここまでの輸送費を考えたら、そりゃそうか。

ホテルのフロントで果物を買える場所を聞いたら「JA」を教えてもらったので覗いてみました。

本州ではなかなかお目にかかれない果物たちでいっぱいです。

「ドラゴンフルーツ」と冷凍された「シャシャップ」、
あとおいしそうだったので「パッションフルーツのチーズケーキ」を買いました。

少し歩くと教会がありました。
繊細な装飾のある教会も素敵だけど、
こんなシンプルな外観の教会も、かわいらしくて素敵ですね。

道端に青いベンチ。「どうぞのいす」という絵本を思い出しました。

海上自衛隊の基地。

気象観測所。

あ、人がいた!なんだかほっとします。

そして、名前も知らないきれいなお花たち。

ビタミンカラーのお花が多くて、元気が出ます。

道端の商店。

お土産屋さんにも全然お客さんがいないので、ゆっくり品物を選べます。
私はこの時にお土産をまとめて買いました。
お店の方とお話ししたところ、
観光客はみんなツアーに出ているからいつも昼間は閑散としているのだそう。
おがさわら丸の出港日、入港日はそこそこ混みあうので、
お土産をゆっくり見たい方はそれ以外の日にお店を見るとよいかもしれません。

南国の果物たち

11時ごろ、ホテルにただいま。

買ってきた果物を食べるために、フロントでナイフとフォークとお皿を借りました。
寝ぼけているけんぼうを起こして、いただきます!

ドラゴンフルーツ。

ちょっとすっぱかったけれど、美味しい。

パッションフルーツのチーズケーキ。

手作りで、美味しいです。
パッションフルーツフレーバーのものって、いまのところハズレがありません。

シャシャップ。これが一番謎だったのですが、めちゃめちゃ美味しかったです。

外の皮をはがして、中の白いところを食べます。
半解凍の状態で食べたのですが、シャーベットみたいな食感です。
味は、甘いライチに酸味とさわやかさを足したよう。また食べたいです。

ぴよ泳ぐ

午後は、「どうしても泳ぎたい」と言い出すぴよ。
だって、いくらのんびりする日とはいえ、こんなにきれいな海が目の前にあるんですよ。
さらにシュノーケル、フィン、ゴーグルの三点セットはホテルのフロントで、1100円で借りられます。
泳ぐしかないでしょうよ!

というわけでけんぼうを見張りに立てて、ホテルの目の前の海で泳ぎました。
ラッシュガードは持っていないので代わりに、ユニクロのUVカットパーカを着ました。
全然問題なく泳げます。

お魚は少なかったけれど、昨日の潜り方を復習したり、
どのくらい深く潜れるかチャレンジしたり。
あとは、エイに出会ってドキドキしました。
あ~、楽しかった。けんぼうありがとう。

波食波食 夕食

今日の夕食はホテルの手配を断り、町の定食屋さんに行きました。

港の近くにある「波食波食」というお店。なんだかレトロな雰囲気です。

メニュー。

けんぼうはお刺身定食。

ぴよはぶっかけ丼。
お刺身と特製タレのかかった卵をご飯にかけて混ぜて食べます。
今日のお刺身は「オナガダイ、マグロ、ヤリイカ、タコ」。

ぶっかけ丼、すんごく美味しかった。もう一回食べたい。
もしまた小笠原に行くことがあれば、絶対に食べると思います。

けんぼうは「どうしてもお酒が飲みたい」とのことで、
パッションフルーツサワーとフライドポテトを追加でお願いしました。

ぴよも分けてもらいました。
揚げたてポテトにはガーリックパウダーがまぶしてあって手が止まらない。
大満足の夕飯でした。

ナイトツアー

夕飯の後は、小笠原エコツーリズムリゾートさんのナイトツアーに参加します。
オガサワラオオコウモリや、光るキノコをさがすツアーなのですが・・・。

ガイドさんが開始早々、「今日はまず、カメ放流に行きます!

え?カメ?とザワザワする私たち。
ガイドさんの説明によると・・・。

小笠原には、ウミガメが産卵に訪れる海岸が数カ所あります。
ウミガメの卵は多くの生き物にとってごちそうなので、
そのままにしておくとどんどん食べられてしまいます。

だから、産卵後に人間が卵を回収し、ふ化させてから海に放流をしています。
卵がふ化すると、小笠原海洋センターからナイトツアーを行う会社に連絡があり、
その日にナイトツアーへ参加する予定の人は放流に参加することができます。

ふ化するタイミングはわからないので、ラッキーな人だけが参加できるとのこと。
やったね!超ラッキー!

「宮之浜海岸」へ移動し、駐車場で今日放流するカメたちとご対面。

発泡スチロールの箱に入った子ガメたち。
これまでカメに対して思い入れは特になかったんだけど、子ガメってめちゃくちゃ可愛い!

一生懸命バタバタと動いています。

そしてガイドさんから一人2匹を手渡され、浜辺で放流します。

なにも教わっていないのに、海のほうに向かっていく子ガメたち。
子ガメは光に向かって動く習性があるため、
水面が反射で光って見える海のほうへ向かうのだそうです。

浜辺に少しでも光るものがあると
海と反対方向に行ってしまうため、
放流の時間にはスマートフォンやカメラは使えません。
それでも、たまに勘違いして浜辺へ逆走してくるカメがいて
ガイドさんに方向転換させられていました(笑)

可愛いカメたち、みんな大人になってほしいけれど、
無事に大人になれる確率は1/5000なのだとか・・・。

頑張れよ~!

カメ放流の後は、オガサワラオオコウモリを探しに移動します。

野生の生き物ですから、どこにいるかはわかりませんが
果物が大好きなコウモリなので、果樹の近くを探します。

なかなか見つからず、車で数カ所を移動しました。

今日は見られないのかな・・・という気持ちになってきたころに、
小笠原亜熱帯農業センターの近くで、数匹を観察することができました!

子供のころに図鑑で知り、いつか見てみたいと思っていた
愛嬌のある顔立ちを見ることができて嬉しかったです。

写真は撮れませんでしたが、
大人も子供も一緒になって、息をひそめてコウモリを観察するのは
なんだかおもしろい時間でした。
子供のころかくれんぼをした時に
見つからないようこっそり物陰から鬼の様子をうかがっているような、
懐かしい気持ち。

なんとも、楽しいナイトツアーでした。

ホテルホライズンに送ってもらい、今日はおしまいです。
さあ、明日は最終日!

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